繊維による補修補強工事

繊維による補修補強工事

特殊繊維による補修・補強工事は、トンネル・高架橋・ダムなどのインフラ設備、煙突・地下道・用水路などの特殊環境、国道や主要道路に面した建物、地下街・地下駐車場など多くありますが、そのほとんどが設計書の中に記載された内容の通りです。 入札参加時の単価見積の協力から、御社受注後に設計書に記載された内容での御見積、または代替品や同等品で御見積が可能な場合もございますので、お気軽にお尋ねください。メールでもZOOMなどでも良いですし、こちらからお伺いすることもできます。

工法について

連続繊維シート補強工法

従来工法より軽く、安全で、速い。

鉄板の代わりに布を貼り付け硬化させるイメージ。柔軟で軽く、従来より施工速度が速い。

主な工法 RC造建築物への耐震補強
コンクリート構造物の耐震補強
鋼構造物への耐震補強
工法の特長 炭素繊維やアラミド繊維などの連続繊維シートを構造物に接着することで、強度や耐震性を向上させることができる。
軽量で作業性がよく、工期短縮が期待できる。
従来の鋼板の代替えだが、高所や狭所での使用ができる。
水分がある状況での施工に弱い。また、気温によって硬化時間が変動する。
当社の強み 2002年の有珠山の災害復旧にて大きな範囲の施工実績を経験し、施工には絶対の自信があります。
20年を超える施工実績を持ち、様々な状況での施工を体験してきた経験値があります。
工事写真の部分的な補助や提出書類の準備などお客様に協力することが可能です。
この仕事は、当社土木部門が最も得意とする仕事です。

繊維加工品による補強工法

繊維よりも更に速度を上げる。

主な工法 RC造建築物への耐震補強
コンクリート構造物の耐震補強
鋼構造物への耐震補強
工法の特長 連続繊維をあらかじめプレートやメッシュに成型した製品を取り付ける工法です。
軽量で作業性がよく、工期短縮が期待できる。
従来の鋼板の代替えだが、高所や狭所での使用ができるが繊維より若干狭所での施工性が落ちる場合がある。
現地で作成できないので追加工事などの変化に柔軟に対応できない。
当社の強み 様々な環境下で多くの施工実績を有しており、施工には自信があります。
施工する人材が工法の意味を補強と理解しているので、ただやるだけにはなっていません。
工事写真の部分的な補助や提出書類の準備などお客様に協力することが可能です。
材料によっては購入できるものとできないものがありますが、材工での請負を目標としています。施工のみでも対応できます。

はく落防止工法

落下させない、という安全対策。

20m上から10cmのコンクリート片が人に落ちてきたとしたら。その不安を無くすのがこの工法です。

主な工法 RC造建築物(鉄筋コンクリート造)などの外壁のコンクリート片の落下防止
RC造構築物(高速道路の上の橋の裏面や地下道の天井など)の天井のコンクリート片の落下防止
工法の特長 RC造建築物(鉄筋コンクリート造)などの外壁が剥がれ落ちるのを防ぐ工法です。
RC造構築物(高速道路の上の橋の裏面や地下道の天井など)にも施工することができます。
この工法の仕上げは様々で塗装などで景観を綺麗にすることもできます。
逆に可視化工法(クリヤー工法)を用いることもできます。
当社の強み 官庁・民間、建築・土木どちらでも施工実績がありますので様々な状況下での施工に対応できます。
工事写真の部分的な補助や提出書類の準備などお客様に協力することが可能です。
材料によっては購入できるものとできないものがありますが、材工での請負を目標としています。施工のみでも対応できます。

その他の繊維関連工法

新しい技術に挑戦し続けたい。

成長をここで止めたくはない。新しい工法・新しい仕事に挑戦し、創業100年を超える企業を目指していきたい。

主な工法 SR-CF工法は、炭素繊維を用いたアンカー工法で、鉄筋を使用しないアンカー工法です。
SRF工法は、厚手のテープ状になったナイロン繊維加工品を包帯のように巻き付けて補強する工法です。
様々な繊維シートの貼付、特殊樹脂を用いた工法にも対応します。
工法の特長 SR-CF工法は、例えばアンカー穴に繊維を設置し、壁・天井面では扇状を描くように広げて接着する工法です。
SRF工法は、材料を柱などに巻き付けて取り付ける工法です。
ガラス繊維やFRP、ゴムアスファルトシートなどの貼り付け、紫外線硬化型樹脂の施工にも対応できます。
当社の強み SR-CF工法は、当社で直接施工することが可能です。
SRF工法は、当社で直接施工することが可能です。
材料によっては購入できるものとできないものがありますが、材工での請負を目標としています。施工のみでも対応できます。
新しい工法の中には簡単に対応できないこともあるかもしれませんが、できる限り挑戦し、自分たちの技術にしたいと考えています。